2010年04月05日

IH オールメタル対応

当初、IHクッキングヒーターは、使える鍋が限られていました。
が、鍋を選ばなくてもよいオールメタル対応の登場で、
お鍋の材質を選ばないIHが浸透してきました。
そこで、今日は「オールメタル対応」について。

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化学に、とんと疎い私は、
材質の大きく違うお鍋が同じIH器具上で使えるなんて、なんとも摩訶不思議!
本当にアルミ鍋と鉄鍋は同じように使えるの?と、
疑問に思ってしまいます。

IHの加熱のしくみは
クッキングヒーター内部のコイルに電流を流すと、磁力線が発生し、
そのはたらきで鍋底にうず電流が流れます。
その時、鍋の電気抵抗が大きい(=電気を通しにくい)と、発熱するというものだそうです。

つまり、IHクッキングヒーターで使える鍋は、
電気を通し、かつ電気抵抗が大きい(=電気を通しにくい)ことが必須。
だからガラスや土鍋のように、電気を通さないものは使えないのですね。
銅やアルミ鍋も、電気抵抗が小さい(=電気を通しやすい)ので
十分に発熱せず、従来のIHでは使えませんでした。
オールメタル対応では電気抵抗の小さい銅やアルミ鍋でも発熱するほどの、
大きなうず電流が鍋に流れるようにすることで、
銅やアルミでも使用可能になったのだそうです。

でも口で言うほど簡単ではなく、
実用化にあたっては、かなりの苦労があったそうです。
IH内部で大きな電流をつくり出す仕組みの開発や
それに耐えられるコイルや回路の開発。
さらに、鉄・銅・アルミでは流す電流の大きさが異なるので、
鍋を載せたときに自動的に検知する精密なマイコンの開発・・
などなど・・。

こうして、オールメタル対応の実用化で手持ちの鍋が使えなくなるという不満が解消され、
IHクッキングヒーターの普及に大きく貢献しました。

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でも、物事には裏表がつきもの、オールメタル対応にもデメリットはあります。

まずは、実用化にあたり、これだけのハイテク技術を駆使したものですから、
従来のものに比べ、機器のコストが高いということ。

また、アルミや銅は、鉄よりも電気抵抗が小さいので、
IHクッキングヒーターでこれらの鍋を使うと、
鉄やステンレスのときより多くの電気を使うことになります。
要するに、従来のIHで使えなかった素材の鍋を使うと、
電気代が高くなってしまうと言うわけです。
また、効率は2割ほど落ちるとも言われています。

たとえばアルミ鍋を使うと、従来のIH用の鍋を使うより、調理に時間(消費電力)がかかるので、
非オールメタルにして機器代をおさえ、その分でお鍋を買い換えた方が
その後のランニングコストを抑えられるメリットがあり、お得かもしれない・・?!のです。

なにはともあれ、
IHの特性やメリット、デメリットを理解検討したうえでの、
「賢い」導入が地球のためにも家計のためにもプラスになりそうです。

(Refer To http://allabout.co.jp/r_house/gc/25103/
posted by ワークス・ワン スタッフ at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月19日

花粉

今年は、例年より少し早目の花粉飛散が告げられていますが
早くても遅くても、スギ花粉に悩む皆様には、つらい季節の到来です。

外出時は仕方ないにしても、寛ぎの場であるご自宅では
花粉をシャットアウトした健やかな空間をつくりたいものですね。

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そこで、登場したのが住居の入り口に設置し、室内に入る前に
花粉を除去するエアーシャワー。
なんでも、衣類や髪に付着した花粉を90%除去できるとか・・
従来、医療施設などで使われてきたブース型のものでなく
住居の軒下に設置するタイプの登場で、一般家庭での使用も
現実的になったのでは・・

サイクロンユニットと高機能フィルター内臓の換気システムと
併用すれば、花粉飛散時も快適な室内空間が保証されるはず。

花粉飛び散る戸外から帰ったら、花粉を除去した部屋で
リラックス効果のあるハーブティーでも飲みながら
至福の時が過ごせそう・・

posted by ワークス・ワン スタッフ at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月09日

エコポイント

先月28日に第二次補正予算が成立し、
いよいよ住宅版のエコポイントがスタートしました。

エコカー減税や家電エコポイントに続いてスタートした、住宅版エコポイント制度。
昨今の温暖化をはじめとした異常気象や、絶滅危惧種の大幅な増加を思うと
「焼け石に水」的なところは無きにしも非ずですが、
少しでもエコに貢献でき、なおかつお得というのは嬉しいお話です。

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新築及び、リフォームにも対応ということですから、
かねてより、新築やリフォームをお考えの方は
この機会を逃す手はないでしょう。
それにエコポイントの支給は期間限定ですが、
エコ仕様の住宅は長期的なものですから
住宅所有者にとっても地球にとってもやっぱり嬉しい〜♪

それに・・結局これは国民が納めた税金によって支給されるものですから
利用できるものならしたいです!よね。

posted by ワークス・ワン スタッフ at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月05日

面格子

先日、我が家に「空き巣が増えています!ご注意を!」という
回覧板が回ってきました。

盗られるものはないけれど
やっぱり空き巣に入られるのは気持のいいものではない・・
と、我が家を見回すと、一階の窓に面格子がないところがあることが判明!

そこで、本日は、面格子について

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面格子は言わずもがな
防犯を目的として窓等に取り付ける金属部材ですが
如何せん、規制の物はおしゃれじゃないですよね。

先日も上司から、「コレ・・外観を損なうよね」と、指摘を受けてしまいました。
どのサッシメーカーも、いわゆる縞々や網々じゃない、
すこーしおしゃれなデザインのアルミ鋳物も
発売していますが、まだどんなイメージにも対応というところには達していません。
そこで気になるのが、アイアンの特注物ですが、やはりお値段高め。。

でも、切断や人為的な破壊に強いので、防犯用途としても優れていますし
自分の家の外観イメージに合わせることができる利点も・・
建築家デザインのおしゃれな家には
外観を損なわない素敵な飾り格子がついていたりします。

一方、最近は防犯性を高めるためにサッシと一体化した製品も登場した
アルミ製は、なんといっても値段もメンテナンスもお手軽・・

さて、みなさんはどちらをお選びでしょうか

posted by ワークス・ワン スタッフ at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月03日

家相・風水って

本来、風水は大地の気脈を読む学問で、
山や川の配置や方位から、
大地のエネルギースポット「龍穴」を導き出し、
その上に宮廷あるいは皇居がつくられたようです。
そして家相は、陰宅を大切に考えられた風水を
陽宅中心にして応用したものだといわれています。

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風水が中国から日本に伝えられたのは千何百年も前のことのようで
「風水や家相ってどうよ」っていわれると、なんとも奥が深すぎて
「ふ〜む」と、うなってしまう、わたくしめです。

実際ご相談にみえるお客様の中には、
家相を大変気にされる方もいらっしゃいます。
建築家の中には、家相にとても明るく、
細々と、うんちくを語られる方もいらっしゃいますし、
風水・家相は十人十色、気にし始めたらきりがないと言われる方も・・。

かく言う私も、「風水で有名なDr.cp氏、持ち馬優勝で大儲け」なんてニュースを聞くと、
急いで西側の部屋に黄色の小物を飾ってみたりするのですが・・
やはり気にし始めるときりがなく、
狭い我が家では、家相・風水のおおせのとおりにならないこともままあり、
気持ちの悪ーい事態にも陥ります。

そこで私は、得意の、いいとこどりで気楽にいこうと考えています。
風水でよく言われる「良い気をとりいれる」方法・・
「いつもきれいに掃除し清浄を保つ」
「朝起きたら窓を開け、新しい気を入れる」
など、気持よく、健やかに過ごせる教えはどんどん取りいれ、
「何々の前に、可に々々を置いてはいけない」の類の禁止事項については
最低、どなたでもおっしゃる「鬼門」「裏鬼門」意外は
「できるだけ・・」にしています。
富士の霊峰からの絶大なるパワーを得て、今なお栄え続ける古くは江戸、
東京のように天下分け目の大家でもないので、
私個人的にはそのほうが、規制にとらわれず精神衛生上もよろしいのです。

もちろん、風水や家相に気を使われるお客様がご来店の折は
誠意を尽くして対応させていただきますし、
その道に明るい登録建築家もいらっしゃいますのでご安心を・・

さて、みなさまは風水・家相、気になさいますでしょうか・・


posted by ワークス・ワン スタッフ at 11:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

アーキレシピ大好き

アーキレシピは、建築家がプラン造りのお手伝いをする新しいタイプの家造りです。

3軒建てれば満足する住まいを手に入れることができるといわれますが、
そんなに何度も家を建てられる方は、そうそういらっしゃいません。
「3人寄れば文殊の知恵」アーキレシピでは5人ものプロの建築家がプランご提案をします。
だからこそ使い勝手の良い間取り提案や、一味違うおしゃれな空間造りが可能になるのです。

実際にアーキレシピをご利用頂き、お客様の生の声をお聞きしてみて、
お客様には「絶対にご満足いただける!」と自信をもってお勧めできます。
手前味噌ではありますが、100%ご満足いただけますよぉ〜♪
ご満足頂いたお客様のお顔を拝見するたびに、
もっとたくさんのお客様に知って頂きたいなぁと切望してしまうのです。

こんなアーキレシピ大好きスタッフが住まいのあれこれについて
徒然なるままに、ブログなるものを書いてみようと思います。
宜しくで〜す。
posted by ワークス・ワン スタッフ at 11:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする